カテゴリ:学校教育から見る日本 > 食育

〈実務〉
【新着】

カロリーベースの食料自給率について議論する際には、食文化の相違によって変動する因子を除外した上で、リスクコミュニケーションを実施する必要がある。

(「食料自給率が過去最低」の日本 ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/-/282… #学校教育 #食育 #食料自給率)

【概要】

食料自給率とは、国内で消費される食物のなかで、国産で賄われている分量の割合を示した値であり、カロリーベースと生産額ベースによる計算方式がある。

〈研究〉
【分析】

日本は世界最大の食糧輸入国であり、5兆円を超える輸入額は世界の1割を占め、食料自給率はカロリーベースで4割弱で、生産額ベースで7割弱である。

国土と風土が水稲栽培に適しているため、四大穀物のなかの米以外にあたる小麦、トウモロコシ、大豆の全量を輸入に頼っている。

動物と植物で構成される自給作物を効率的に得るためには、栄養価の高い飼料と肥料が必要であり、大半を輸入に頼っている。

〈教育〉
【対策】

食の安全保障を議論する際には、カロリーベースの食料自給率だけなく、エネルギー自給率や食料廃棄率、産業保護政策の功罪を踏まえた上で、包括的な意見交換が必要である。

【参考】

『アンダンテ 稲の旋律』

2010年に日本で製作された金田敬監督による作品である。

IMG_3357

親からの重圧により対人恐怖症を患い、引きこもりとなったヒロインが農業を通じることで、食料自給率と食の安全に対する問題を提起している。

〈実務〉
【新着】

遺伝子組換え食品とは異なる品種改良の一種であるゲノム編集により、GABAを高濃度に含有するトマトに続いて肉厚のマダイが流通する。

(ゲノム編集で肉厚に改良したマダイ、販売可能に…京大と近大が共同開発 : 読売新聞オンライン yomiuri.co.jp/science/202109… #学校教育  #食育  #ゲノム編集)

【概要】

〈研究〉
【分析】

〈教育〉
【対策】

【参考】

『たねと私の旅』

2017年にカナダで製作されたオーブ・ジルー監督による作品である。

IMG_3329

アグリビジネスの巨大企業が種子や除草剤を独占し、世界中で遺伝子組換え食品が席巻していく中で、有機栽培や品種改良との差異を知るための良い契機となる。

↑このページのトップヘ